高校1年の娘の学校で行われた「成長実感発表会」にZOOMで参加した。
生徒一人一人が興味を持って調べたことや学んだこと、取り組んでいることを模造紙にまとめ生徒や保護者の前で発表する。一人ずつ発表を終えると、すぐにスクールタクトというアプリを使って生徒も保護者も感想を記入。その場で講評が行われる。
感想を記入するにあたって一つルールがある。よかった点だけを記入する。
これがなかなか難しい。人の悪い点は目につきやすいものだがよい点は意識していないと見えにくいものだからだ。必然的に発表をよく見聞きするようになった。
そうして注意深く見てみると、よかった点というものは無数にあるものだ。声が大きい、字がきれい、わかりやすい、よくまとまっている、写真がきれい、説明が上手、大好き!という気持ちが伝わった、絵がかわいい、レイアウトが上手、年表が詳しい、難しさが伝わった、姿勢がいい、おしゃれ、、、。
生徒たちは人に伝えようといろいろな工夫を凝らしていることが感じられる。こうした自発的な「学び」こそが、本当の「学ぶ」ことなのではないか。
娘は「こどもたち」というタイトルで、こどものイラストを紹介していた。自分は人間を描くのは苦手だけど、娘はイキイキとした表情で描いていた。あっぱれ、である。
「成長実感発表会」とは、親がこどもの成長を実感する会なのかもね。
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