先日、大学に合格した姪に妻が使っていたネックレスを贈ったところ、お礼の手紙をくれた。あんなに小さかったのにこんなに人を感動させる手紙をくれるなんて、、、と感激した。手紙っていいもんだな〜と、しみじみ思った。
お祝いの贈り物をどうするか、正直なところ迷った。こういうものは相手の好みもあるし、かといって現金を贈るだけでは味気ない気もする。
そこへ、ある本を読んでいると「贈り物から人柄がわかる」と書いてあった。
オー・ヘンリーの『賢者の贈り物』が題材として取り上げられていた。男女それぞれが自分の大切なものを売って相手のためを思って買ったせっかくの贈り物だったが、双方とも大切なものを売ってしまっため無意味な物になってしまった。それでも相手を思う心を確かめ合うことができ、愛が深まったという物語。
ああ、そうか。相手を思う心が大切なんだ、と気づいた。自分が大切にしているもの、妻の形見のネックレスを贈ろう。
贈り物をする。悩みもするけど、その分、心が伝わると喜びも大きい。
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