朝、車を走らせていると東の空が赤くなっていた。
いろいろな朝焼けを見てきたが、こんな朝焼けもあるのだと思ってスマホを向けた。
暁光が雲に照り返り紅のような赤で染まる。
自然が見せるさまざまな景色は、一日として同じということがない。雲の形や色、川の流れや水量、川面に映る景色など。自然の運行は一定の規則のなかで行われるが、まったく違う様相を見せる。
ああ、この一瞬を切り取りたいという思いにかられることもある。撮影に行って偶然出会った景色を残したいとも考える。
記憶の中の景色と撮影した景色、そして絵に描く景色にはどうしてもギャップが存在する。
それらと折り合いながら絵を描いていく。これも楽しみなのだろう。
この記事へのコメントはありません。