母へバスデーカードを送ろうと思ったが、ちょうどいいカードを入れる封筒(この場合封筒と言っていいのだろうか?)がない。
うーむ。思案すること10分。あるチラシが目に止まった。
紙質もしっかりしているし、デザインもいい。これを封筒にしよう!とひらめいた。我ながらいいアイデアである。
最初は切って貼って封筒の形にしようと思ったが、開いた時にチラシが読めるように折ることにした。
出来上がったものを見ると悪くない。
ない時はあるものを使う。これって何となく母の流儀ではないかと思った。
母は鍋敷きを過去の年賀状を折って作っていた。チラシの裏を取っておいてメモ帳にしたりもする。
生活の随所にそうした感覚が散りばめられていた。
母らしい封筒になった。


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