月に一回は草刈りをしようと決めた。
それで今日、今年初めての草刈りを行った。
最初は草を刈ったら終わるつもりだった。
ところが、伸び放題になっている木の枝を見ていると、先に枝を刈ろう、と心変わりした。
枝切り鋏を使って徐々に刈っていたが、どうにもはかどらない。切っても切ってもちっとも終わらない。
これじゃあ埒があかないと思い、ノコギリを出してきて、もっと幹に近い太い枝を切ることにした。
最初は見栄えを気にしていたが、もうそんなことには構っていられない。バッサバッサと切るうちに、あっという間に一枚も葉がなくなってしまった。
が、かえってこれくらいやらないと、またすぐに伸びてしまう。
枝を切ってみて、そういえばここに来た頃はこれくらいの大きさしかなかったはず。しかし、年月が経つうちに大きくなり、それが当たり前だと思っていた。
急激な変化には敏感になるものだが、徐々に変化すると気がつかない。次第に沸騰するお湯に浸かるカエルのようなものだが、身近にもそういうものがあるかもしれない。
当初、1、2時間で終わるつもりだった草刈りも、結局5時間超かかってしまった。しかし、それでもさっぱりした木々を見ていると、やってよかった。
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