SAMZ FES 2024
令和6年 9月15日(日) 開場 15:00~ 開演 16:00~18:30
目黒カフー
東京都目黒区下目黒2-23-2 エストラルゴ目黒B1、TEL 03-6417-0526
SAMZ Artist&STAFFによるMUSIC&ART FES
【MUSIC】
パラブロ~Paradise blossom~
Shorty
LAFT CONNECTION
Hitch Hikers
SAMZ BAND
※GUEST VOCAL and more...
【ART】
豪
KAPU
うえだみつお(出展参加)
料金 ¥2,000_ ※1ドリンクオーダー ¥600_
販売 teppan仁六 ※店頭販売
■主催・企画・制作
SAMZ inc.
https://samz.co.jp/samz_news.html
【出展作品紹介】
1.「門前の人びと」
門前町は「曹洞宗大本山總持寺祖院」の門の前に形成されたまちです。
震災前は「禅のまち」として観光客でにぎわっていましたが、
地震で多くの家屋が被害に遭い、お店も休業状態が続いています。
そんななか、總持寺は6月から一部拝観を再開しました。
少しでも観光客に戻ってきてもらいたいという願いからだとうかがいました。
通りのお店で開店していたのはわずかに一軒でしたが、
屋外に地元の方が集まって子どもの散髪を見守る姿がありました。
「青空カット」と称していましたが、
カットをしているのは金沢からボランティアで来られた方だそうです。
子どもを囲む和気あいあいとした雰囲気に触れ、
震災で失ったものもたくさんあるでしょうが、
そこから新たに生まれるものもまたあるのだと感じ、
その様子を描きました。
2.「黒島の屋根」
黒島は、かつて多くの優秀な水手を出した船乗りのまちで、
現在は重要伝統的建造物群保存地区になっています。
一目見ると、統一された黒光りする屋根瓦がとても印象的ですが、
ここも震災によって多くの家屋に被害が出ました。
それだけでなく、海底の隆起によって港が使えなくなり、
漁ができない状態となっています。
黒島のまちを歩いていて目に止まったのが、
板塀に下敷きになった羊のぬいぐるみでした。
同じものが我が家にあったことで、
一気に感情が他人事から自分事へと変わり、
強烈な悲哀を覚えざるをえませんでした。
この体験を絵に描きあらわそうと思い、
板塀をあえて強く印象に残った黒い屋根にしました。