Loading

BLOG

描くということは描かないということ

このところ郵便局へ行く用事が続いた。窓口で応対してくださった女性は同じ方で右手人差し指に大きな包帯を巻いていた。

(自分だったらしばらくはボールペンを握れないだろうな、さぞかし生活に不自由をされているのだろうな)と思うと、声をかけずにはいられなかった。

「なかなか治らないですね。重傷ですね。包丁ですか?」

「そうなんです」

すると、「いま何を描いているんですか?」と質問された。

(あれ!? この女性は自分が絵はがきを描いているってご存じなんだ!)

「雪景色ですか?」

「寒いのは苦手で出かけてないんです、それに雪景色は真っ白だからねぇ〜。白いボールペンがないから、、、描くということは描かないということなんですよ」

(ん!? なんか的外れの答えになってしまったぞ)と思ったが、郵便局を出た後だった。

描いてみたい、と思わせる雪景色に出合ってみたいな。

目覚めるとうっすらと雪化粧

妻の声

関連記事

  1. 次の構想

    2022.06.20
  2. 心のキャンバスに描く

    2022.03.28
  3. 個展来場者数1000人に向けて DMを送る

    2023.09.18
  4. 個展初日

    2024.03.23
  5. デカ過ぎないですか?

    2022.05.06
  6. 答えが出なかった。

    2022.03.12

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


2022年2月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  
PAGE TOP