広島市内で500円で食べられるお好み焼き屋に行った。
数十年ここでお店を続けるおばちゃん(年齢不詳)が
小さな鉄板の前で一人で焼いていた。
お店にいる間に数人のお客が来たが、
みんなおばちゃんと仲がいい。
常連客がほとんどなのであろう。
お好み焼きは、見た目を問わなければ問題ない。
今は有名店を目当てに観光客が押し寄せ、
見た目も美しく、
そしていろいろなトッピングが出ているが、
昔はたぶんおばちゃんみたいな人が
あちらこちらで店をやっていて、
ワイワイガヤガヤ話しながら、
腹を満たしていたのだろう。
お好み焼きは「広島のソウルフード」と言うが、
その肝心の「ソウル」を維持しているのは、
もしかしたら
こういうおばちゃんの店なのかもしれない。
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